本物の歯のようなインプラントの魅力

この記事はこんな人におすすめ

・歯を失ってしまいどうしようか悩んでいる
・インプラントの特徴を知りたい
・インプラントの費用を知りたい

80歳まで20本の歯が残っている人は、決して多くはありません。
歯は一本でも失なわれれば、食物を食べる力が大きく失われてしまいます。
そのために若いときから歯の予防をきちんと行っていくことが大切で、歯磨きだけでなく、定期的に歯科医院に通院し、歯石や歯垢を除去することが重要です。

多くの歯科医院では、予防歯科に力を入れるようになってきています。
予防歯科に通うことによって、80歳で20本の歯を残すことは不可能ではありません。
しかし、体質的に歯が弱い人もいます。
どんなに一生懸命に歯のケアを行っていても、虫歯や歯周病などにより歯を失ってしまうことはあります。
そうなってしまった場合、ではどうするのかということが次の問題となります。

入れ歯やブリッジ

歯が失われてしまった場合の従来からある治療法は、入れ歯やブリッジです。
これは保険治療なので費用的には安く、また多くの歯科医院で行うことができるメリットがあります。
ただデメリットとして、入れ歯が合わなかったり、付け心地に問題がある場合が少なくありません。
またブリッジについても、両隣の健康な歯を削らなければならない問題があります。
1本でも多くの歯を残すということからすれば、健康な歯を削らなければならないというのは決して望ましいことではありません。
それに加えて3~4本の歯をつなげる形となるため、保険治療とはいえ、一本だけの歯の治療費に比べて高くなってしまいます。

このような従来の治療の欠点を補うことができる最新の治療法として登場したのがインプラントです。
仕上がり具合は、見た目は本物の歯のようであり、入れ歯のような違和感もほとんどありません。
まるで本物の歯が生えてきたかのような感じと言っても過言ではありません。
健康な歯を削ることもないので、この点でもブリッジに対してメリットがあります。

【関連】初芝でインプラント治療するなら

インプラントの基本的な仕組み

インプラントの基本的な仕組みは、失われてしまった歯の部分の歯茎に人工歯根を埋め込み、それを土台にして上に人工の歯をかぶせていくという単純な構造になっています。
しっかりと顎の骨に安定させることができるので、半永久的に使用することができ、見た目も使い心地も本物の歯に近いというのが大きな魅力です。
ただし、虫歯になる心配はなくても歯周病のリスクは残りますので、毎日のお口のケアを定期的な歯医者さんでのメンテナンスは欠かせません。

ところで、インプラントは一般の虫歯の治療に比べて、外科的手術に近く、かなり高度なスキルが要求されます。
そのためにどんな歯医者さんでも良いというわけではないのです。
最近は多くの歯医者さんが治療を行っていますが、実は経験未熟な歯医者さんの場合はトラブルが発生したり、治療を断られるケースもあります。
いつも虫歯の治療を行っている歯科医院で行うという人が多いと思いますが、一般の歯医者さんの場合、実績や経験が少ないことが多いという点は、理解しておく必要があるでしょう。

インプラント専門医が在籍しているかどうか

では、どのような歯科医院を選べば良いのでしょうか。
実績と経験が豊富にある歯医者さんを選ぶということでは、インプラント専門医が在籍しているかどうかが、一つの目安となります。
専門医となるためには、数多くの実績と経験があることの証明でもあるからです。
歯科医院によっては、インプラントを専門に行っているところもあります。
このようなところも安心感があります。
当然、専門医が在籍していますし、その中でも実績と経験はぐんを抜いていることが多いです。

このような専門的に行っているところは、費用的にも安いことが多いです。
保険が使えない自由診療となるので、高額になってしまいやすいのが最大のデメリットなのですが、専門の歯科医院の場合、数を多くこなすことで単価を下げ、費用を安く抑えているところが多いのです。
自由診療というのは歯医者さんごとに自由に費用を決定して良いわけですが、比較してみると10万円以上の差となっていることも少なくありません。
そのためまずは歯医者さんを選ぶ際に、費用を比較してみることをおすすめします。
ちなみに、インプラントの相場は一本35万円前後です。
格安の歯医者さんの場合は20万円前後が相場です。
中には、10万円を切る価格設定のところもありますが、安すぎるのも逆に不安が残るかもしれません。

まとめ

先に、治療のは高度な技術が要求されると述べましたが、それは歯医者さん自身のスキルもさることながら、最新の治療機器が導入されているかどうかも重要なポイントとなります。
最低限、歯科用CTが導入されており、コンピューターとリンクさせて、きちんとシミュレーションができることが求められます。
また、顎の骨が薄いなどの問題がある場合には、骨の再生治療が必要になる場合もあります。
再生治療の導入となると、一般の歯医者さんではできないことが多いです。
このような情報は、ホームページ上に掲載されていることが多いので、歯医者さんを選ぶ際には、まず確認してみることをおすすめします。

最終更新日 2025年7月5日 by kyubei